大震災から4年、未だ震災からの復興途上である東北。
しかし世界各地でも多くの人々が、大規模な自然災害、紛争、難民問題、貧困など困難に直面しています。
震災を経験した東北のNGOと企業でコラボを生み出し、世界の問題にも取り組む「元気な東北」「世界とつながる、やさしい東北」を作っていきませんか。
※終了しました。参加頂いた皆様、ありがとうございました。
日 時:2015年2月20日(金)13:30-17:00 *受付は午後1時より開始
会 場:仙台市市民活動サポートセンター 6階 「セミナーホール」 (〒980-0811 仙台市青葉区一番町四丁目1-3)
定 員:50人
参加費:無料 *懇親会費別(500円)
対 象:企業関係者、NGO関係者、一般の方(学生も歓迎)
主 催:認定NPO法人IVY
共 催:NGOと企業の連携推進ネットワーク(連携ネット)、(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)
申込方法:
メールまたはFAXに、下記内容を記載の上、IVYまでお送りください。
締切は、2月19日(木)まで。
① 参加される方のお名前
② 企業名または団体名、ご住所
③ 連絡先 (携帯電話、メールアドレス)
送付先:NPO法人IVY(アイビー) 担当:阿部・安達
Fax: 023-634-9884 E-mail: LER04525@nifty.com
プログラム: 13時30分~17時
1. 基調講演
「NGOと企業の連携、成功のヒケツ」
◆(公社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 兵頭 康二(ひょうどう こうじ)氏、深見 俊朗(ふかみ としあき)氏
企業との連携実績300社以上というセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの首都圏の事例を元に、企業のCSRや社会貢献の取組との連携について話を伺います。
>>(公社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(企業等とのパートナーシップ)
2. 東北の事例発表
「一ノ蔵(宮城県)×アマニ・ヤ・アフリカ(仙台)=ケニアの青少年の自立支援」
◆NPO法人 アマニ・ヤ・アフリカ 代表理事 石原 輝 (いしはら あきら) 氏
一ノ蔵は毎年4月に「蔵開放」というイベントを開催。来場者全員に配る「お猪口」の持ち運び用の布袋にアマニ・ヤ・アフリカのフェアトレード製品を採用し毎年約2千枚を購入、ケニア支援につなげています。
「ベガルタ仙台×フー太郎の森基金(福島)=エチオピア「サッカー教室」&植林活動」
◆株式会社 ベガルタ仙台 育成部管理課長 井上 和徳 (いのうえかずのり) 氏
ベガルタ仙台は、NPO法人フー太郎の森基金の活動地であるエチオピアに、井上氏らコーチ数名を2年に1回、派遣。サッカーを通じた交流や植林活動、フェアトレードコーヒーの販売等で連携し、活動を支援しています。
3. 参加企業、NGOによるグループ・ワーク
参加者同士で、日頃の悩みや実践事例、アイディア等の情報交換。
組織の枠を超えて、「A社×B団体」の新しい連携メニューを考えます。
(シンポジウム終了後) ※17時15分~
懇親会:名刺交換と軽食パーティ、フェアトレード・バザール
東北のNGOと企業の出会い場、連携のきっかけ作り。
参加団体、企業の商品を紹介し、試食販売も行います。
基調講演 スピーカー:
兵頭 康二 氏
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
事務局次長・法人連携部部長
約20年にわたり広告会社にてメディア、営業部門を担当。消費財から高級品までブランドコミュニケーションを手掛ける。2009年セーブ・ザ・チルドレン入局。現在、法人連携部部長、セーブ・ザ・チルドレン・インターナショナル組織全体の企業連携推進担当、「NGOと企業の連携推進ネットワーク」コアメンバーリーダー。
深見 俊朗 氏
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
法人連携部 マネージャー
12年間公共ホールにてイベント企画・運営を担当し、スポンサー獲得にも携わる。2007年セーブ・ザ・チルドレン入局。今までに300社以上の支援を手がけ、企業の社会貢献事業の企画、運営を統括。2011年以降、東日本大震災支援として大規模な奨学金事業、海外では東南アジア諸国の栄養や防災事業などを管理。
「NGOと企業の連携推進ネットワーク」とは:
持続可能な社会の実現に向けた地球規模の課題解決にむけ、NGOと企業が双方の特性を認識し、資源や能力等を持ち寄り、対等な立場で協力して活動する機会を推進することを目的に、2008年に結成されました。NGOメンバーと企業メンバーが定期的に対話を行い、両者が合同で取り組める課題の抽出や協働アクションを行っています。
メンバーは、NGO33団体、企業26社(2014年度)。
>>NGOと企業の連携推進ネットワーク (外部リンク)
【実施レポート】
当日は、学生を中心にNGOや企業から22名が参加。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンによる企業連携の具体例(柏レイソルやユニリーバとのパートナーシップ)から、成功事例を学ぶと共に、ローカルな連携事例(アマニ・ヤ・アフリカ&一ノ蔵、フー太郎の森基金&ベガルタ仙台)についてもエピソードを交えた紹介がありました。
後半には参加者同士で、NGOと企業はどんな連携が可能かワークショップ形式で考えました。